職場の送別会で、訪れたカラオケボックス。リクエストカードを渡され、自分自身では18番だと思っていた歌謡曲を歌った際、周囲の反応がいまいちだった経験はありませんか?自分では音痴と気づいてなかった友人が、自身の音痴を治そうとカラオケの練習の為に、合唱サークルに参加したところ、歌が上手くなるにつれて、職場での評判が良くなっていったのです。彼は、合唱サークルで歌を練習することで、発声が良くなったお陰なのだと自慢げに話してくれました。サービス業でホールマネージャーを担当していた彼なのですが、声を出す楽しみを覚えてから、歌うことだけではなく、言葉で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の声を、お客様に言葉を届けることも楽しくて仕方がなくなったと言うのです。合唱で歌う、詞の意味を理解して、聴く人の心に届けたいという想いが、職場での自分を助けてくれるようになり、言葉を届けることがこんなにも素晴らしいことなのかと日々感じるのだと話してくれました。

 

歌を歌うことは、人間にとっては、呼吸をするように必要不可欠なことなのかもしれないと、考えてしまう出来事でした。日々、キャッチボールをするように、投げかけられる言葉には、想いを届けたいという意志が詰まっているはずです。想いを込めて、言葉を投げかけるそんな彼の姿勢が、職場の評判を呼び込んだのかもしれません。